スパークプラグについての話。
何年か前の話ですが、イリジウムプラグが色々とお店なんかでPRされていたので、ハーレーに使ってみようと思い、買ってみました。
で、早速交換してセルを回すと、、、、。掛かりが全然違う!!
「こんなにもいいものか」と思い、そのまま使用していたのですが、、、。
何日かしてエンジンを掛けようとしたら掛からない、、、。
プラグをはずしてみるとカブっている様子なので少し燃料を飛ばし、乾いた頃にもう一度付けて
エンジンをかけると掛かっているものの何か音が違う。「?」と思いシリンダーに手をあててみると、1気筒だけ爆発している様子。「なんで?」「あんなによかったのに」と思い、普通のプラグに戻すとエンジンは普通にかかり2気筒爆発している感じ。
左が一般的に売られているプラグ。右がイリジウムプラグ。
通常の
スパークプラグは中心電極がニッケルという金属でできていますが
イリジウムプラグはその名前のとおり中心電極がイリジウムという金属でできています。
イリジウムはニッケルに比べ強度、硬度、融点は高いという非常に耐久性に優れた金属であるため中心電極を細くすることが可能になっていて、また電気抵抗が低くスパークプラグの電極素材に適しています。
イリジウムプラグは上記のように耐久性が高いため中心電極を一般的な2.5mmから0・7mmまたは0.4mmと細くしています。
しかし、色々調べるとバイクにはあまり良くない事もあるみたいでして。
ましてや、キャブ仕様や吸気、排気系を改造しているバイクにも不具合が生じる様です。
実際、一度かぶってしまうと次から全然だめでした。まだ通常のプラグの方が全然いいです。
値段も通常のプラグが一本数百円に対しイリジウムは1500円くらいします。
通常のプラグを定期的に交換しようと思いました。